教育の特色 グローバル教育と海外研修

概要

スタンフォードで発想を磨くか、オックスフォードで教養を深めるか

スタンフォードのプログラムでは、先進的で実践的な研究にふれつつ、独創性やリーダーシップ 力を磨きます。オックスフォードでは、中世以来の歴史と伝統に包まれて語学や教養を深めます。
欧米を代表する名門大学での「学び」は、多感な 中高生にとって大いなる刺激となることでしょう。

浅野学園のグローバル教育がめざすもの
Goal of the global education in ASANO

本校のグローバル教育は、グローバル社会の中で、“九転十起” ―失敗を恐れずに、あきらめずに何度もチャレンジする精神― をもった人材の育成をめざします。

本校の校訓である“九転十起”は、まさに創立者の浅野總一郎の生涯にふさわしい言葉でもありますが、急速に広がる現代のグローバル化された時代を生きる私たちにとっても、必要不可欠となる精神です。

現代のグローバル社会では、文化や価値観の相違から、協働することの難しい場面に出くわすことが予想されます。さらに、環境問題・戦争や紛争・宇宙開発など一国では解決できない課題や、様々な国の利害の絡み合った複雑な課題にも直面するでしょう。そのような困難な状況にあっても、めげずに創意工夫を重ねて何度も立ち向かっていく人。失敗を恐れず、前に進み続ける人。そうした人材は、グローバル化の進む現代においても求められることは間違いないはずです。

そうしたことから、私たちは“九転十起”という校訓のもと,現代のグローバル社会でも通用する、失敗を恐れないチャレンジ精神をもったグローバル人材の育成をめざします。

浅野学園のグローバル教育が育む特質
Characters brought up through the global education in ASANO

“九転十起”という校訓のもと、失敗を恐れないチャレンジ精神を育んだうえで、なおかつグローバル人材として身につけてほしい特質があります。

(1)自分の生まれ育った土地の文化と歴史を認識している
他国の異なる文化・価値観をもった人と分かり合うためには、自分がまず何者であるか、自分の立ち位置はどこにあるかということを常に意識することになります。そのために、身近な地域のことを知り、自分の生まれ育った文化や歴史を学び、それらをふまえて世界中で起きていることを考えていってほしい。本校では、グローバル化した世界で活躍するうえで、まずは自分の軸足がどこに置かれているかをしっかり認識する機会を与えていきます。

(2)異なる価値観・文化を持った人たちと分かり合える
グローバル社会では、自分とは異なる文化・歴史を持った人たちと出くわします。そうした人たちと話し、理解し合うためには、自分あるいは相手の考えを整理するための論理的思考力が欠かせません。いくつもの知識をつないで、整合性のとれた内容にするための論理的思考力を、平素の授業で養っていきます。また、グローバル社会において必要なコミュニケーションの手段の一つが“英語”です。日頃の授業で養われた語学力を実践する場として、英語を使う機会も増やしていきます。

(3)地球規模でものごとを考え、行動し、時としてリーダーとして先導する
グローバル社会では、一国だけの利益を優先した態度では解決することのできない課題に、何度も直面することとなります。国際機関で働くにしろ、海外でのボランティアに参加するにしろ、国家を越えたスケールでの視点や発想が求められます。そうしたことから、他国の人々と協働しながら、地球規模の課題に取り組むための思考力と行動力を、平素の授業や行事を通して育成していきます。

また時として、国籍も言語も文化も慣習も異なる、さまざまなメンバーの集まったチームを、リーダーとして動かすこともあるでしょう。そうした時に、地球規模でものごとを考え、行動することによって、自分を囲む輪の中に自然と他者を引き込んでしまうことのできるリーダーを育成します。

世界の頂きをめざして、体系的にグローバルな視野と素養を育む

世界の頂きをめざして、体系的にグローバルな視野と素養を育む

本校のグローバル教育は、全員で学習するものからはじまり、積極的に参加する生徒を対象としたプログラムへとステップ・アップしていけるようなシステムになっています。日頃の授業や行事などをつうじてベースとなる力を養い、Repeatalkやベーシック・コミュニケーション・プログラムで英語の運用能力をさらに伸ばします。模擬国連やエンパワーメント・プログラムで国際情勢やグローバルな課題への関心を深めるとともに、国際感覚を磨きます。さらにチャレンジしたい人は、海外での研修プログラムに参加してアカデミックな語学力を伸ばしたり、海外の大学で学習する経験を積んだりすることもできます。

米国スタンフォード大学 ユースリーダーシッププログラム 主催:ISA

先進的で実践的な学びから
グローバル社会を生き抜く力を育む。

スタンフォード大学のSDGC(Center for Sustainable Development and Global Competitiveness)のコリン教授が開発した、グローバル・リーダーに求められる資質を高めるためのプログラムに参加する研修です。毎年20〜25名の高校生(高1・高2が対象)が、夏休みに現地で5日間のハードなプログラムに挑んでいます。このプログラムでは、スタンフォード大学の教授によるレクチャーの聴講や、学生とのプロジェクト・ワークを進めるうえで、高度な英語力だけでなく、高い向学心や熱意が求められるのです。成果としては、モノを創造するときに必要な発想力や他者と協同するときに欠かせないコミュニケーション力、さらにはグループを率いるためのリーダーシップ力を高めて、グローバル社会で生きるための資質や能力が身につくことでしょう。また、スタンフォード大学の学生との交流や、最先端の科学技術に接する機会をもつことは、帰国後の学習意欲の向上につながるはずです。しかも大学主催のプログラムですから、終了後に修了証を授与され、スタンフォード大学のHPでも活動が紹介されます。スタンフォード大学を直に体験できる刺激的なプログラムです。

英国オックスフォード大学 リベラルアーツプログラム 主催:UTS

欧米を代表する名門の学び舎で
国際的な真の教養を深める。

中世以来の歴史と伝統を育んできたオックスフォード大学で、語学や教養、異文化理解を学ぶ海外研修プログラムです。オックスフォード大学は44のカレッジの集合体で、イギリスの歴代首相のみならず、海外の政治家や著名人を数多く輩出してきた大学です。そのようなカレッジの一つ(初年度はジーザス・カレッジ)を教室に、現地で経験豊富な教育機関(CIE Oxford)が主催する全2週間の研修で、中学3年から高校2年までの希望者30名程度を対象に夏休みに実施されます。滞在はオックスフォードでのホームステイとなり、ホストファミリーとの日常の英語にふれながら、午前中には英語のレッスンを受講、午後にはオックスフォード大学の学生と歴史や芸術、異文化理解をテーマとしたグループワークに励んでもらいます。議会政治の歴史に裏打ちされたディベート力やディスカッション力を高めるとともに、シェークスピアに代表される英文学やキリスト教芸術などの教養を深めることは、大変有意義な体験となることでしょう。オックスフォード大学の学生や、時には教授からも直接学ぶことができる、アカデミックで格調の高いプログラムです。

海外名門大学での「学び」を国内で体験 エンパワーメントプログラム

米国トップ大学の学生・院生、30〜40名程度を学校に招いて、グローバルな課題に関する議論・発表を行う特別プログラムです。夏期休暇中の5日間、中3・高1の希望者を対象に実施します。ネイティヴのファシリテーターの指導のもと、5〜6人の生徒に一人の外国人学生・院生がメンターとして入ります。ネイティヴの学生と国際情勢やサイエンスをテーマに英語でディスカッションしたり、自分の考えをスピーチしたりすることで、グローバル社会に求められるスキルとマインドが磨かれます。英語でのプレゼン力の向上はもちろん、グローバルな問題に対する考えを深め、視野を広げることにつながる有益なプログラムです。

ASANO YISH Academia

横浜市国際学生会館(YISH)にて、市内の大学に在籍している外国人留学生と、定期的に交流会を開いています。彼らとともに、日常的な事柄から時事的な問題まで様々なトピックに関して、英語でのディスカッションを行います。留学生の出身地は欧米・アジア各地からアフリカにまで及んでいるため、多様な文化や価値観をもつ人びととアカデミックな話題を英語で語り合う、またとない機会となっています。

模擬国連

模擬国連とは国連の会議を模して、生徒一人一人が大使の役割を演じ、決められた議題について討議して、よりよき解決にむけて合意形成をめざす活動です。本校ではディベート部を中心に全日本大会や全米国際大会に参加するほか、中学社会の特別授業を通して多くの生徒が体験できる機会を設けています。担当する国の事情や政策をリサーチし、それをもとに国際問題について討論することで、グローバルな問題への関心が高まります。

ベーシック・コミュニケーション・プログラム主催:アドバンストインターナショナル

英語のコミュニケーション力を高めるために、中学2年の終わりの春休みに、3日間で実施する短期集中の英語学習プログラムです。1クラスの生徒数は約10名で、ネイティヴの講師とのコミュニケーションを密にして、自己紹介や身近な話題についても、英語で説明することに意欲的にチャレンジしてもらいます。

RepeaTalk

英語科では、4技能のバランス良い向上を目指し、家庭のPCで自主的に取り組める音読録音トレーニングシステムを導入しています。音読教材は日々の授業内容と連動し、授業で理解したことを瞬時に英語で表現するトレーニングを重ねます。